社会福祉法人 誠会 末次保育園

〒547-0001 大阪市平野区加美北5丁目4番15号

TEL 06-6792-6455 

FAX 06-6793-6491

保育園への要望

末次保育園では、大事な子育ては保護者と園、保育士が力を合わせてやっていかねばと三者が協力しあって当たっています。
保護者の皆さんの組織として父母の会があり、末次の保育をするうえで、大変なご協力を頂いています。保育に対する要望や意見があれば父母の会から提案があります。
子どもたちのための備品や保育材料の購入に資するためにと毎年バザーを開催をしています。

保育園への苦情

保育園へ苦情があるときは、次の系統図のように処理をしています。

苦情の申し出

1.
苦情責任者を副園長と定めています。
苦情の申し出は、クラス主担者に申し出ていただくか、
苦情受付責任者の副園長に直接申し出てください。

2.
場合によって園長に申し出ていただいても結構です。
なるべく副園長にしてください。

3.
苦情解決責任者は園長です。
内容により理事長と協議します。
苦情に対する返答は副園長を経由し副園長があたりますが、場合により園長がさせていただく場合もあります。

4.
園外の人に聞いて欲しいと思われるとき、第三者委員制度があり、第三者に直接苦情を申し出ることができます。
第三者委員は、当園から大阪市に登録している人です。

令和5年度(2023)年度の苦情処理件数と内容

 

苦情

2023年9月

園児が保育中にケガをしたので、今から病院へ行きますと電話で伝えたところ保護者も病院にきてくれた。そこでケガの経緯を報告しました。
1. 午前中、集団遊びをしていたところ、園児が保育士に泣いて側に来た。泣いている理由を聞いたところ「痛い。」と泣き、答えがなかった。
2. 窓側の柵の付近にいたので、転んでどこかで当たったのではないかと思った。
3. 痛いという個所を見てみると、左手中指の皮がめくれ、血が出ていたので、傷テープを貼り処置をした。
4. その後、本児の様子を見ていた。普通に遊んでいる姿もあったが、泣いて痛がっている姿もあった。
5. 午睡後、傷口を確認すると腫れてきており、再度本児にどこでケガをしたのか聞くと、「ピアノのふたが落ちてきたと。」答えてくれた。
6. ピアノのふたは通常は開けており、落ちないように紐で固定している。その時、ふたの隙間で左手中指を挟んだおそれがある。

 

苦情の内容
この報告を受け、翌日保護者から園長、主任に申し出がありました。
1. なぜケガをした時、すぐに傷口とケガをした場所を確認してくれなかったのか。
2. 日頃からよく泣くことが多いので、いつものことだからと放置されていたのではないか。
3. 病院の通院について、保育園が通院できないときは保護者にとお願いされたが、保育園で起きたケガなのに保護者にまかせっきりになっていると感じる。

対策

園長・主任・担任で苦情の内容について確認をし、話し合いをしました。
ケガの状態、ケガが起きた原因を落ち着いて聞くべきだった。放置しているつもりはなかったが、泣いている様子に丁寧に対応すべきだった。病院の通院について、基本は保育園が行くこととしている。どうしても無理な場合は双方で確認し保護者に相談しお願いするべきだった。

後日、保護者の方と話し合いの場を設け、以上の内容を、謝罪を含めて確認し改めていくことをお伝えし、ご理解を頂きました。

 

令和4年度(2022)年度の苦情処理件数と内容

苦情

2022年8月

クラスの子どもたちの様子を写真に撮るために、夕方、保育室のロッカーの上に担任保育士の携帯電話を置いていた。それを見つけた男児が携帯電話を触っていたので注意をした。注意された男児は泣いていた。その時、保護者がお迎えにきたので泣いている理由を担任から説明をした。しかし、家に帰ってもいつまでも泣いており、いつもと様子がちがう。担任はどんな注意の仕方をしたのか教えてほしい。

対策

保護者(父・母)、園長、主任、担任と話し合いの場を設けました。

園長が担任に確認をとったところ、担任の不注意で起きたことなのに、子どもに対して感情的に注意をし、男児を深く傷つけてしまいました。その後も男児にフォローの言葉をかけなかった状況があったと話をし、担任と共に、保護者に謝罪をしました。

これからは、「子どもが触ってはいけないものは、子どもの手の届くところに置かないように気を付ける。」「注意は感情的にならず、短的に伝える。」「子どもの気持ちに寄り添い、注意したあとはフォローの言葉かけをする。」など今後の対応を伝えました。